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古き良き音楽やカルチャーを愛していても、

音楽で勝負しようと本気で思う以上、『今』を生きていることを頭の片隅に追いやってはいけないんだな。

つまりは懐古主義に徹していても、永遠にそこに新しい物も新しい感性も生まれてこないということ。

ビル・ヘイリーが『ロックアラウンドザクロック』をリリースしたとき、プレスリーの腰のくねりやヒーカップ、ジェリー・リー・ルイスのキチガイピアノ…『大衆』がそれに熱狂したのは、きっとそこに見たことも聴いたこともないドキドキがあったからであって、現代に腰をくねらせて歌ったり、ハイウエストなスラックス穿いてウッドベースを小意気にスラップして、当時と同じ衝撃やドキドキはあるんだろうか??

最新のオシャレをし、その時代の最先端を常に意識していたモッズたちの洋服を現代にそのまんま着るのは、果たしてモッズと言えるのだろうか??

現代のアンプや楽器で、わざと雑な音で演奏するのがガレージなんだろうか??

っていうのはかなりの極論ですが。

えーと、なんつーの、“昔のロックンロールに新しい要素を加えて”とかじゃなくて、古いものも新しいものも全部咀嚼して噛み砕いて吐き出したようなハイブリッドで超最新式の音楽を鳴らしたい。

いつの時代もドキドキしないと。させないと。決まった形なんかあるもんか。鼓動が速まって破裂しそうになる心臓と、キラキラした衝撃がそこにあれば、どんな音だろうとそれこそがロックンロールなんだろうなって。


そういう衝撃をその時代時代に刻みつけているからこそ、昔の音楽は素晴らしいと思うし、好きで好きでたまらない。

リスペクトする心があるからこそ、2008年を生きる僕は、昔と同じ音を鳴らしたくはないのです。

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素晴らしい
まさにそのまんまその通り!
圭介 2008/04/30(Wed)18:25:30 編集
無題
なんかワクワクします!!
ありがとう!
!! 2008/05/01(Thu)00:58:32 編集
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