キーヤン

You Tubeでジェフベックを何となく観た。
一昨年のロニースコッツクラブの映像だ。

自慢じゃないけど、俺が生まれて初めて買った洋楽のアルバムは
ジェフベックの「Flash」いうアルバムなのだ(中学生
にしては渋いセレクトだろー？)。
そして本当に自慢じゃないけど、当時はちっとも良さがわからずす
ぐに同じクラスの岡本君を騙して彼が持っていたVAN HALANの
「5150」と物々交換したのだ(VAN HALANは中学生にも
わかりやすかったぞー)。

土屋昌巳さんがロンドンに居た時、たまたま同じスタジオでジェフ
ベックがリハをしているのを発見。
こっそりリハの様子を見てみると、スタジオにはコージーパウエル
とジェフベックの二人だけでおそらくある曲の一部分であろう難フ
レーズを延々繰り返して練習してたらしい。
しかもジェフベックはそれがもの凄く楽しそうだったということだ
(コージーパウエルはおそらく苦痛だったに違いない、笑)。

天才肌ってイメージのジェフベックが、実は練習大好きな人だった
というエピソード...

って事を書きたかったんじゃないんだよ(笑)。

ジェフベックは今何歳なんだろうと調べたら、なんと64歳
(一昨年の映像だから当時は62歳か)。
なのに今が一番凄い、と俺は映像を観て思った。
多分そう思う人は多いと思う。

ジェフベックは新しいものをすぐに取り入れるし、一方で未だに古
いブルースなんかも探求して聴いてると思う。
その辺が進化する秘密なのかなぁと思ったりした。

俺の場合自分のルーツを遡る旅は放っておいてもするので、新しい
ものを察知するアンテナが必要だな。
まぁ、それは超太郎君に教えてもらえばいっか。