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Tシャツはすごい。

だって無駄がねーもん。

言わば僧侶。

そのくせインナーからおしゃれ着、はたまたパジャマまできっちりやり切るオールラウンダー。相当‘徳’のある僧侶であろう。

人の形をした布地。

まず上半身と下半身は分けなければ。着るにしても脱ぐにしてもこのままじゃあまりに不便だ。なにせ100か0しかないのだ。

それからボタン。上半身と下半身がつながっている状態ならば、着用する際に構造上必要だったが、分けてしまえばどうだろう。最低限前が開く必要はない。ならばボタンも要らない。

それから袖。これは人々がTシャツを肌着としてとらえた時に初めてあの形が最適となる。外出着として人々は、肌着の上にYシャツやオープンカラーのシャツを着、さらにテーラーメイドのスーツを纏う。近代社会のわずらわしさそのものだ。そのシャツに袖を通すとき1番下に着ている肌着の袖が長いと、シャツが肌着をマクりあげて手間をとる。なによりゴワついて着心地が悪いのだ。ならば肌着の袖を短くしてしまおう、と。体温調節という面でも、1番下の肌着は短いほうが良い。暑いときに袖をイチイチひきちぎっていては、キリが無い。はじめからマイナスしておけば、寒い時に足していけば良いのだ。

そうして出来上がったTライン。

これはもう徳のある僧侶、もっと言うなら、アンプすら無いのに脳みそにドカンと突っ込んでくるとんでもなくジャリジャリのロックンロールだ。

Tシャツを着ない奴はいないのにその最高の構造、機能美に気付いてるやつはそういないだろう。

寡黙に何万億人のボディーを包み込むそのTシャツに

ただただ脱帽。こりゃーもう頭が上がりませんわ。

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